ランナーにとって、爪先の軽い痛み程度とはいえ、わずかにその箇所をかばいながら長距離を走ることでフォームが崩れて、別の箇所を痛めるというリスクは避けたいものです。
爪の内出血予防方法を調べましたので、まとめておきます。
指先があたらない、サイズの合ったシューズを選択する
まずは、きつすぎない、サイズのあったシューズを選択しましょう。
シューズを履いたときに、足の指先と、シューズの先端のスペースが1〜2cm空くことが最適なサイズと言われています。
初心者がシューズを新調するときは、ランニングショップの店員にサイズをはかってもらい、アドバイスを受けながら購入したほうが良いです。
シューズ専門店の計測サービスを受けるというのもおすすめです。
爪は伸ばしすぎず、短すぎず
足の爪は適切に切りましょう。伸ばしたままはもちろんNGですが、切りすぎてしまうと、爪が巻き爪のようになって指に食い込みやすくなるので、避けた方がよいです。
シューズの紐はしっかり結ぶ
ヒモの締め付けすぎるのもよくないですが、ヒモがゆるすぎても問題を起こします。
私の過去の経験では、内出血になった原因はおそらくこれだと思います。
ひもはしっかり締めたつもりだったのですが、それでもゆるかったらしく、気づくと足がシューズの中で前後してしまい、爪が靴の先にあたっていました。
もう一度、しっかりヒモを閉め直したら、爪先があたるのは緩和されました。
滑り止めのついた5本指ソックスをはく
5本指ソックスは、マメ防止にも有効ですが、足裏にすべりどめがついたソックスは、シューズ内で足が動きにくくなる効果があります。
足の指先にテーピングをまく
どうしても爪先があたってしまうという場合に、テーピングを巻いておいて、少しでも衝撃を緩和させます。
まとめ
上のような対策をとるようになって以来、日常の5〜10キロ程度の練習やハーフマラソンに出場しました。
その後、爪の内出血が悪化したり、痛んだりということはなくなりました。当面は、この方法で予防していくつもりです。