ぽっこりと膨らんでしまったお腹のせいで、気にいったスカートやパンツがきつくなってきた、あるいは、新しく買う服はお腹が隠しやすいものを探してしまう、というような経験がある人は多いかもしれません。
なんとか、そのぽっこり症状を悪化させないように、いろいろなダイエットに取り組んでも、成果を出すのは難しいのではないでしょうか?
ここでは、まずぽっこりお腹の原因と、その対策のためのトレーニング方法を見ていきます。
少しの努力は必要となりますが、できるだけ無理のないダイエットをぜひ習慣に取り入れてみてください。
ぽっこりお腹の原因は?
まずはじめに、ぽっこりお腹になってしまう原因を見ていきましょう。
下腹部とは、お腹の下の部分、おへそから下の部分を指します。
そのぽっこりお腹の一番の原因とされるのは、加齢にともない基礎代謝(人が寝ている状態でも消費する、生きる上で必要となるエネルギー消費)が落ちて、脂肪が下腹部につきやすくなることです。
また、腹部周りの筋力(腹筋)の低下も原因の一つです。
この他には、座る姿勢の悪さから骨盤が歪む、便秘、冷えとむくみなどもぽっこりのお腹の原因となりやすいです。
ぽっこりお腹を効く筋トレ方法3つ
初心者が取り組める下腹部をへこませるための筋トレを次に紹介していきます。
下腹部で鍛えるべき筋肉は2種類
下腹部を支える筋肉は、主に次の2種類の筋肉です。
- 腹直筋の下部
- 腹横筋
腹直筋は、腹筋の中でも一番大きく、中心に鍛えていく筋肉です。
下腹部のトレーニングには、この腹直筋の下の部分を鍛えます。
腹横筋は、腹筋の中で内臓に近い筋肉で、内臓の位置や腰を支える重要な筋肉です。
レッグレイズ
レッグレイズは、腹直筋の下部を鍛えるのに、もっとも有効なトレーニングです。
ただ、腰に負担がかかりやすいエクササイズのため、腰に不安があったり、痛みがあるような人にはおすすめできません。
コツとしては、地面に背中をつけて、足を上げるときに、腰を反らせないようにすることが重要です。反らせると、腰一点に負担がかかってしまいます。
レッグレイズのやり方
ニーアップ
ニーアップは、直立した状態で、片足の膝を曲げて、お腹に近いところまで持ち上げるという動作を繰り返すトレーニングです。お腹の真ん中の腹直近と、背骨と骨盤付近を結ぶインナーマッスル・腸腰筋に効果が期待できます。
体に負担の少なく怪我のしにくいトレーニングなので、これまでに運動習慣のなかった初心者の人にもおすすめのエクササイズです。
ニーアップのやり方
プランク
プランクは、うつ伏せの状態で、ひじをつき、体を床から離した状態で、一定時間維持するというトレーニングになります。体幹や、腹斜筋に効果があります。
プランクのやり方
まとめ
以上、ぽっこりお腹対策のトレーニングの紹介でした。
一度、運動の習慣が身につけば、運動しないほうが気持ち悪いですし、トレーニングでシェイプアップしたものが、また元通りになってしまったら、もったいない、という気持ちで継続できると思います。
参考になりましたら幸いです。