
個人事業主として仕事を始めようとするときに、必ず必要となるのが、入金を受け付ける銀行口座です。
プライベートの口座をそのまま仕事と兼用で使う方法もありますが、年に1回必要となる税務申告などを考えると、生活用と仕事用の口座は分けておくほうがよいでしょう。
ここでは、フリーランスの仕事用口座として、ゆうちょ銀行のメリットをまとめました。
これから独立を目指す人が口座開設する際に参考にしていただければと思います。
ゆうちょなら屋号名のみの口座が作れる
ゆうちょの振替口座であれば、氏名が表示されない、フリーランスの屋号のみの口座が作れます。
振替口座とは
送金や決済の利用に特化した貯金(振替貯金)の口座です。多くの方から各種料金・会費を集めたり、配当金・返還金などを渡したりすることが、振替口座を利用することで効率的に行えるようになります。
振替貯金に利子は付きませんが、預金保険法に定める決済性預金であり、預り金全額が保護されます。
利用者が多く、ATMの数が豊富
全国で約24,000店舗の郵便局、ゆうちょ銀行と、約27,000台のゆうちょATMを利用できます。
どの街、エリアでも、入出金ができるという安心感があります。
アフィリエイトのA8の振込手数料が安い
アフィリエイトビジネスに取り組む人であれば、A8.netのアカウントを持っている人は多いはずです。
A8.netで報酬支払いのための金融機関は自由に選べますが、ゆうちょであれば、振込手数料が一律30円ととてもお得です。(他の銀行だと数百円の振込手数料が差し引かれます)
A8.netでアフィリエイトをやっているフリーランスなら検討してもいいでしょう。
口座開設に必要な手続きも簡単
開設手続きには、次の3点が必要となります。
・屋号が記載された書類(パンフレットやホームページなど)
・印鑑(本人名)
・身分証明書
上記を揃えて、必要な申し込み書をゆうちょに提出することで、屋号名のみでの口座が開設できるようになります。
まとめ
以上、フリーランスのための、屋号名だけで解説できるゆうちょの口座のメリットでした。
振込口座を第三者に伝えるのに、実名を出しにくいフリーランスの人などにはおすすめではないでしょうか。
参考リンク
ゆうちょ銀行の支店数、ATM数などが紹介されているゆうちょ公式サイト↓
おトクで便利なゆうちょ!-ゆうちょ銀行
屋号のみの口座開設の手順がわかりやすいです。↓
ゆうちょ銀行の振替口座を個人事業主が屋号のみで作る方法。匿名で銀行口座を作りたい方は要必見! | ももねいろ