女性の転職時に有利な資格5選
医療事務
一般事務とは異なり、外来の受付やカルテ管理、医療費の会計など、患者さんの対応も含まれるのが特徴です。日本中に医療機関はあるので転職時の選択肢も多くなります。医療事務の資格といっても、その種類は10種類以上もあります。その中でも、保有していれば女性の転職に有利になるこの3つの資格を押さえましょう。
- 医療事務管理士技能認定試験
- 診療報酬を正確に算定できるという証になります。
- 診療報酬請求事務能力認定試験
- 基本的なレセプト作成のスキルがあることを示すことができます。
- メディカルクラーク
- 医療事務業務の技能レベルや知識を審査し、証明してくれる資格です。
ファイナンシャルプランナー
お金に関する幅広い知識を活用して、顧客のライフプランを設計する仕事です。ファイナンシャルプランナーは国家資格となります。金融関係への転職はもちろん、会計事務所や保険会社への転職にも強い資格です。ただし、入門レベルの3級ではアピール力が弱くなってしまうので、できれば2級の合格を目指したいところです。
MOS
MOSとは「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」と呼ばれ、「Word」や「Excel」を使いこなせるスキルを証明することができます。資格試験は世界的に実施されていて、取得したスキルは世界中で通用します。試験の内容ですが、アプリケーションを実際にPC上で操作することによる実技試験となります。
あらゆる業務に活かせる資格ですので、女性の転職にも極めて有効です。WordとExcelでは一般レベルの「スペシャリスト」と、上級の「エキスパート」の資格が存在します。どちらの合格率も比較的高く、取得しやすい資格です。
簿記
資産や負債などのお金の増減、出入りを記録して管理します。簿記にもいくつかの種類がありますが、ここでは一般的な「商業簿記」について述べていきます。簿記検定には「全商簿記」や「日商簿記」などがありますが、社会人であれば「日商簿記検定」を選べば問題ありません。知名度のある資格なので、一般事務職や財務、経理などへの転職には有利です。
簿記検定は「級」で表されますが、転職で活用するためには、最低でも3級は取りたいところです。強くアピールするなら2級は必須。企業によっては、3級と4級は持っていないのも同じと判断するところもあります。なお、1級は大変に難しい資格なので、税理士や公認会計士などを目指しているのでなければ特に必要はありません。転職を有利に進めるなら2級で充分でしょう。
TOEIC
英語を使ったコミュニケーション能力を評価する世界で共通のテストです。資格ではありませんが知名度も高く、外資系の企業であれば転職時にTOEICのスコア提出は必須です。転職でスコアをアピールしたいなら、最低でも600点、外資系企業であれば800点以上は欲しいところ。外資系以外でも、大手企業や有名企業では、応募時に必ずスコアを聞かれると思っていた方がよいでしょう。
年齢によって有利になる資格が変わる
40代を過ぎると、よほどアピールできる資格やスキルがなければ、転職で有利になることはありません。場合によっては、書類選考さえ突破できずに終わることもあります。ここでは、40代の女性が有利になる資格をいくつかご紹介していきます。
介護職員初任者研修
障害者や高齢者の自宅、または特定の施設で介護をする仕事です。
通訳案内士
外国人観光客に日本各地を案内しながら、伝統や文化などを外国語で伝える仕事です。語学力と合わせて、日本の文化や歴史などに対する深い造詣も必要になってきます。
資格は転職するための手段であって、資格を取ることそのものが目的になってはいけません。自分が今まで積み上げてきた実績を証明してくれるような資格を意識し、転職時には最大限にアピールできるようにしましょう。
