20代の転職をスムーズに進めるために取得しておくべき資格とは

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将来を見据えた資格取得をしよう

まだまだ若さで将来性をアピールできる年代ですが、資格を保有していれば、さらに転職を有利に進められることは間違いありません。特に目標や向上心があるわけでもなく、なんとなく取得した資格を複数保有していても意味はありませんが、将来の独立や開業まで視野に入れて資格を取得するのは、転職時の有利不利も含めて無駄にはならないはずです。

MOS

「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」の略で、オフィス製品の活用レベルを証明する認定試験です。

  • 表計算ソフトのエクセル
  • 文章作成ソフトのワード
  • 写真や表を使ってレベルの高いプレゼンができるパワーポイント
  • データベース用ソフトのアクセス

これらのソフトについて、一定レベル以上の操作スキルがあると判断されるとMOSとして認定されます。これまでに知らなかった機能を覚えられるなどの利点もありますので、早めに取得しておきたいところです。

調剤事務管理士(R)

保険調剤薬局での会計や受付、レセプト業務などを行う事務スタッフのスキルを証明してくれる資格です。全国共通資格なので、引っ越しなどが理由による転職でも転職先を見つけやすいという利点があります。

登録販売者

ドラッグストアなどで、鎮痛剤や風邪薬といった副作用リスクが低い一般用の医薬品を販売することができる国家資格です。第一種医薬品は副作用のリスクが高いので薬剤師でなければ販売できませんが、ドラッグストアで販売している9割近くの第二種、第三種医薬品を販売できる人材としてニーズが高まっています。安定した求人数は、この資格の大きな魅力です。

登録販売者は学歴や年齢などによる受験資格はなく、誰でも受験することができます。今後はドラッグストアに限らず、医薬品を取り扱っている小売店やコンビニなどでも需要が高まっていくでしょう。

生涯に渡って役に立つ資格

保育士

世話をする子供は0歳からが対象となるので、おむつの交換やしつけ、歌を歌ったり折り紙を作ったりと仕事の内容は多岐にわたりますが、国家資格なので1度取得してしまえば生涯にわたって有効な資格となります。待機児童などの問題が取り上げられることからもわかるように、常に募集をかけているほど保育士のニーズは高いです。

また、保育所に限らず、大型の複合施設や病院などでも保育士を募集しているところは珍しくありません。最近では男性の保育士も増えてきているので、やや女性に有利とはいえ、それほど性別にこだわる必要もありません。転職をスムーズ進めながら、将来を見据えることもできる資格と言えるでしょう。

宅地建物取引士

土地建物の売買を行う不動産業者や仲介業者は、事務所に必ず宅地建物取引士が在籍している必要があります。不動産売買や賃貸契約では、契約の締結前に契約書の内容を必ず宅地建物取引士が説明しなければならず、重要事項説明書にも押印する必要があります。これらは有資格者だけが行える業務で、当然、転職時にも役に立つ資格となります。

不動産業界への転職なら取得しておきたい資格ですが、難易度は高く、合格までの道のりは険しいと思っていた方がよいでしょう。年齢や学歴などによる受験資格の制限はなく誰でも受験することができますが、単に暗記だけで合格するほど甘くはありません。しかし、所有していれば確実に役に立つ資格なので、時間をかけてでもチャレンジする価値はあるでしょう。

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長い目で見た資格取得を

取得が無意味ということではありませんが、やみくもに資格を取ることだけは避けましょう。若いうちに資格を取得することは無駄にはなりませんが、資格の取得そのものが目的にならないように気をつけてください。目の前の転職だけにこだわった資格の取得は、長い目で見れば時間の無駄になってしまうことも。焦らずにゆっくりと、将来の目標を見据えた資格取得を考えていきましょう。

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